September 5, 2015 1:28 PM

クレイモデル

最近、とある物件で

外観のイメージ写真を何回か提案したのち、

柔らかな、

うねるようなデザインをクライアントに求められた。

その後、

スケッチを何枚か書いたり、イメージ写真を探して

眺めてみて妄想するのだが、

どうもリアリティさに欠ける。


スケッチではうねるような立体感が表現できないからだ。


とはいえ、CGを描くにもどんな形にしたいか

はっきり決まっていないので描けない。


そこで、模型を作りながら考えようと思い、

どんな材料が良いか模型材料屋に

探しに行った。


そこで見つけたのが、固まる粘土である。


よく、車の開発でクレイモデルを製作して形を決めるそうだが、

それと同じ手法である。(下記参考写真)

200910121643567cf.jpgこの粘土のすごいところは、昔よく遊んだ紙粘土に比べ、

キメが細かくてスムースな仕上がりになり、

固まった後からでも、削ったり掘ったりできることである。


久しぶりに粘土をこねていると、

無心になり、没頭してしまった。


ちょうど今、2台あるパソコンの前は

スタッフとアルバイトの子が占領しているので、

僕は必然的に残った打合せテーブルで

ノートパソコンで仕事をしていたのだが、

その場所は、クレイモデル製作場となってしまった。


IMG_2097.JPG
IMG_2098.JPG
手を動かして形を導くことの楽しさを味わっている。


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