『物を洞察する時、色んな角度で
捕らえる事も大切ですが
もっと大切な事は
その物のどの部分を見ているかだ。
どんなに良い物を見ても
見方がダメだと何もならない。
デザインは単に形を追う時代からコンセプトを
明確に打ち出す時代へと変化した。
デザインの形体自体よりも、どの様な考えから
生まれて来たのが大切である。
デザイナーにもっとも必要な事は
見る、聴くなどの体験を積み重ねる事である。
数多くの体験の中から印象に残った
イメージをアイデアとして形にする事が大切である。
数多くの本を読んだり見たりして知識を
得る事も大切なことだが
本物に手で、目で、体で
実際に接して体験することの方がもっと大切である。』
とは、八木保さんの言葉である。
最近特に僕の頭の中で考えている。
デザイナーとは?
デザインとは?
これからはどうあるべきか?
感じる事は、
装飾はあくまで装飾であって、デザインではない事。
物事を考察、デザインする時、デザインする以上にコンセプトや考え方が
重要である事。(デザインは誰でも出来る時代になっている)。
その上で、デザインをプロデュース、構成、編集できる事が
大事になってきている事。
引き続き考えてみたい。