May 2011記事リスト

May 23, 2011

コンセプトと編集力

『物を洞察する時、色んな角度で
捕らえる事も大切ですが
もっと大切な事は
その物のどの部分を見ているかだ。
どんなに良い物を見ても
見方がダメだと何もならない。


デザインは単に形を追う時代からコンセプトを
明確に打ち出す時代へと変化した。
デザインの形体自体よりも、どの様な考えから
生まれて来たのが大切である。


デザイナーにもっとも必要な事は
見る、聴くなどの体験を積み重ねる事である。
数多くの体験の中から印象に残った
イメージをアイデアとして形にする事が大切である。


数多くの本を読んだり見たりして知識を
得る事も大切なことだが
本物に手で、目で、体で
実際に接して体験することの方がもっと大切である。』

とは、八木保さんの言葉である。


最近特に僕の頭の中で考えている。


デザイナーとは?

デザインとは?

これからはどうあるべきか?



感じる事は、

装飾はあくまで装飾であって、デザインではない事。

物事を考察、デザインする時、デザインする以上にコンセプトや考え方が

重要である事。(デザインは誰でも出来る時代になっている)。

その上で、デザインをプロデュース、構成、編集できる事が

大事になってきている事。


引き続き考えてみたい。