デザインの最近のブログ記事

June 24, 2015

テナントビル

3階建てテナントビルの提案をさせていただきました。


現場は、商店街のアーケードにより、

普通にビルを建てると、

道路から2階部分が見えません。


2階へ、

お客が上がってみたいと思わせるには

どうすれば良いか考えました。


1階を少しだけ掘り下げ、

2階へは少しだけ上がります。

3階へは

40ftのコンテナの中を階段で上がっていく仕掛けです。

コンテナの上部は光が降り注ぐトップライトにします。

縦に置いたコンテナは道路からサイン棟の役目も果たします。


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June 26, 2012

上賀茂神社

先日、天候にも恵まれ、京都の世界遺産である上賀茂神社にて

結婚式に出席してきました。

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新緑もまぶしい中、厳かな雰囲気で式は粛々と進み、

背筋がピンと伸びる感じは、大変心地が良いですね。

少し歩いたところの料亭が披露宴会場でした。

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会場迄の道沿いの景色も大変素晴らしく、

京都らしい風情あるまちなみです。


披露宴では、新郎新婦は若干緊張気味でしたが、

3歳と4歳の姪が披露してくれてくれた漫才?による

「なんでやねーん!」というツッコミには笑顔がこぼれていました。

また、最後の挨拶のときに、新郎の父が涙を流している様子は

大変感極まりました!。

二人ともおめでとう!お幸せに!!


次の日は、銀閣寺に行きました。

アプローチの導線がわざとクランクさせて、中がうかがえないようなつくりに



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なっていて、シークエンスを感じます。

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周りの山々と一体となった庭の手入れもすばらしく、

グレーッシュな色合いが引き立って大変美しい。

落ち着きます。


銀閣寺を見た後、哲学の道を散策。

道沿いにあった「よーじや」に入り一休み。

中庭をもつ日本家屋になっていて、中にCAFEがありました。

IMG_2459.JPG少し歩いて暑かったので、かき氷を頂いてしまいました。

IMG_2460.jpg普段、滅多に外で甘い物は食べないんですが、、。

黒蜜ミルク金時です!。甘かった!。

疲れも吹っ飛びますね!、。













May 23, 2011

コンセプトと編集力

『物を洞察する時、色んな角度で
捕らえる事も大切ですが
もっと大切な事は
その物のどの部分を見ているかだ。
どんなに良い物を見ても
見方がダメだと何もならない。


デザインは単に形を追う時代からコンセプトを
明確に打ち出す時代へと変化した。
デザインの形体自体よりも、どの様な考えから
生まれて来たのが大切である。


デザイナーにもっとも必要な事は
見る、聴くなどの体験を積み重ねる事である。
数多くの体験の中から印象に残った
イメージをアイデアとして形にする事が大切である。


数多くの本を読んだり見たりして知識を
得る事も大切なことだが
本物に手で、目で、体で
実際に接して体験することの方がもっと大切である。』

とは、八木保さんの言葉である。


最近特に僕の頭の中で考えている。


デザイナーとは?

デザインとは?

これからはどうあるべきか?



感じる事は、

装飾はあくまで装飾であって、デザインではない事。

物事を考察、デザインする時、デザインする以上にコンセプトや考え方が

重要である事。(デザインは誰でも出来る時代になっている)。

その上で、デザインをプロデュース、構成、編集できる事が

大事になってきている事。


引き続き考えてみたい。













March 1, 2011

セキスイハイムM1

住宅の敷地を視察した後、

付近の様子を見ようとうろうろしていたら、発見!

これは、なつかしのセキスイハイムM1ではないか?!

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しばし見とれて、感動。!!

昔の工業化住宅のにおいがぷんぷんします。

懐かしのロボットを見るような、、。

ちょっとかっこいいですね。!!

December 30, 2010

2010年

今年は様々な方々との暖かい出会いに溢れた一年となりました。

来年は会社設立3年目、。早いものですね。

おかげさまで最近は忙しくさせて頂き、様々な案件が進行中です。


年末をはさんで、レストランバーの工事もいよいよ本格的に入っていきます。

IMG_1806.JPG場所はビルの地下1階の細長い区画です。

オーナーさんは今の店がお客さんでいっぱいなので、

2号店をつくられるとの事。

なので看板もあまり出したくないそうです。

一歩ずつ自分の信念に従って歩まれている、そんな気がします。

自分も見習わなければと思います。

そんなオーナーの考え方が、

滲みだしてくるような店になればいいな、と考えました。

オープンは年明け1/31です。



November 26, 2010

パワーショベル

ちょっとした違いが、ものすごく違いを感じさせることがある。

当たり前に思っていた事を、なぜそうなのかと疑ってみる。

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September 10, 2010

トリエンナーレ

あいちトリエンナーレに行ってきました。

横浜越後妻有の事例から、パクっただけでは?

と思いながらも見てきました。

横浜も、越後妻有もそれぞれとても楽しかったのを思いだします。

越後妻有はその後、地元に根付き発展して、農業と学びという切り口も加わり、

里山振興の成功例としてあげられています。


会場は愛知県美術館、名古屋市美術館の他、

長者町会場、納屋橋会場と分かれていて、

廻って見る構成になっています。

なかでも愛知県美術館はまとまって作品がおかれ、

見応えがありました。

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その後に名古屋市美術館に行ってみたのですが、

見終わったときに、"えっつ、もう終わり?!"

と感じてしまった程です。

長者町会場も少しだけ見ましたが、どうも洗練度が低い気がしました。

次回ゆっくり見たら、印象が変わるかもしれませんが。


大体廻った後で感じたのですが、今回のあいちトリエンナーレは

現代美術、インスタレーションは横浜ほどの規模でもなく、

それよりもダンスや演劇等のパフォーミング・アーツやオペラ

の方を見るべきではないかと感じました。

普段あまり見る機会がないこちらを頑張って見て、

あいちトリエンナーレを感じてみたいと思います。






August 19, 2010

NEW  PROJECT

暑い日が続きます。

外出するのが億劫になりますね。

HPの PROJECT を更新しました。

良ければご覧下さい。


CASA-KARAKARA

都心を流れる川沿いに、家でもなく、ラウンジでもない。
いや、
家でもあり、ラウンジでもあるような物件を作りました。

普段はオーナーの家ですが、
オーナーの携帯に予約連絡すると、
その日一組限定で、自分だけのレストランとして貸し切る事が出来ます。

料理は、要望に合わせフレンチ、イタリアン、スリランカ、
鉄板焼等の料理を、コースで提供します。

まず、1階の駐車場からエレベーターで2階に上がりテラス1に出ます。
(ウェルカムテラス)
そこで一旦川を眺めてから室内を振り返ると、
あっ!と驚くリビングが広がります。

大きな鉄板とフードを有するカウンターからは
様々な趣向を凝らした料理が生み出され、
オーナーの趣味趣向を反映したアートや、オブジェ、暖炉が
壁面一杯に配されています。
大画面のTV、優れた音響機器も完備し、
映画鑑賞、スライドショー、カラオケ等が楽しめます。

リビングからは上下2層のテラスが川に向かってはりだし、
オーナーの趣味である船をモチーフした階段を上がると、
ロフトのような2.5階のテラス2(VIPテラス)で
川面を眺める事ができます。

さらにエレベータで2階から3階に上がると、
そこはうってかわって、純和風の世界。

川側に庭を有する、開放的な浴室、洗面があり、
和室からは、切り取られた丸窓越しに
庭を眺める事ができます。

この物件を作った過程も大変興味深く、
オーナーが"みんなで一体となって作っていきたい"と要望したため、
通常、一社のゼネコンが施工するところ、
各業者をオーナーからの分離発注にして、
オーナー、設計者、施工各業者がみんなで一緒になって、
悪戦苦闘して考えながら作っていきました。

オーナーがその打合せ、工事過程を全て写真におさめており、
中島みゆきの「希望の星」の音楽に合わせ
スライドショーを見る事ができます。(笑)


M-PROJECT

現在進行中の分譲マンションのプロジェクトです。

今まで気になっていたマンションのデザインについて、

改めて考え、提案できた物件です。

完成するのが楽しみです。


July 19, 2010

才能の発見

先日、国立国際美術館で展覧会を見てきた。

ひとつは束芋、断面の世代で、

スクリーンショット(2010-07-19 9.43.16).pngもうひとつは、横尾忠則全ポスター展だった。

スクリーンショット(2010-07-19 9.43.36).pngのサムネール画像束芋さんは年々活躍の場を広げていっているように感じる。

同世代という事もあり、気になる存在です。

先日も2011年「ヴェネツィア・ビエンナーレ」の作家に選ばれました。

僕自身、良い意味での「毒」を、もっともっと、吐き続けていきたいと思う。

才能の発見」。参考になります。