リエゾンプロジェクト FCショーブース

フランチャイズショー2024の展示ブースのデザイン。

3/13,14,15の3日間、東京ビックサイトで開催された展示ブースとフードコートブースのデザイン。

5日間の研修で未経験者でも実現可能な、国産小麦100%・無添加生地の焼きたてパン屋開業をサポートするリエゾンプロジェクトという企業さまからの依頼。

『くるまでパン屋』、『おうちでパン屋』、『どこでもパン屋』、という開業スタイルに対応したモデル店舗を、開業した時にイメージしやすいように、そのまま展示ブースにデザインした。

『くるまでパン屋』は初期投資が最小でできるくるまをパン屋にして営業したスタイルで、ベーカリーの厨房を備えたキッチンカーを展示。背景は屋外の空をイメージした水色、床は芝生をイメージした緑色のパンチカーペットとした。

『おうちでパン屋』は自宅の部屋を改装してパン屋を開業する事をイメージし、住宅外壁材のような壁、基礎や水切りのような外巾木のライン、屋根をイメージして家型の形でデザインし、レジ台と対面で販売するパン棚を設置した。

『どこでもパン屋』のブースは、実際開業事例が多い大きさであり、売り場と厨房を分けたレイアウト。売り場はレンガ壁とパン屋をイメージさせるテントを設置し、トング、トレーでパンを取って購入しレジで会計するスタイルのレジ台、パン棚を配置した。壁の目立つ位置にパンの時計を製作してもらい、アイキャッチとした(実際に焼いた本物のパンを腐らないように加工して時計にしたもの)

周囲の他企業のブースが、テキストが大きく、派手な色合いと昼光色の照明が多い中、温かみのある電球色の照明を採用した。

ブース上部のサイン壁は制限上限高さの4mとし、3方向から視認できる。薄いベージュ色を背景色に用いて、温かみのあるブランドイメージを表現した。この事で他ブースよりも逆に目立つ結果となったように思う。

色々なブースを歩き回って疲れ、フードコート近くにあるこのブースに来ると、ホッとした感情になった事を改めて感じた。

Exhibition booth design for Franchise Show 2024. Design of the exhibition booth and food court booth that will be held at Tokyo Big Sight for three days, March 13th, 14th, and 15th. The client is a company called “Liaison Project,” which supports the opening of a bakery using 100% domestic wheat and additive-free dough, which even inexperienced people can complete in 5 days of training. We designed model stores for “car bakery”, “home bakery”, and “bakery open anywhere”. While many of the other companies’ booths around us had large letters, flashy colors, and daylight-colored lighting, this booth’s design was the complete opposite, with bulb-colored lighting and a soft, warm atmosphere, which is the brand image. The results were excellent. Perhaps because of that, I was tired from walking around to various booths, so I was relieved when I came to this booth near the food court.