おかやま工房リエゾン引渡し 11/5

岡山市ですすめていた、おかやま工房リエゾン(ベーカリー)の改装の引渡し。

店を営業しながら、定休日である木曜日毎に工事をしました。

週に1回しか、工事できなかったので、施工会社さんは大変だったと思います。調整していただき、感謝です!。毎週木曜日を過ぎると、お店が少しずつ変わっていくのが不思議な感じでした(笑)。

元々の店はこんな雰囲気でした。”パンのテーマパーク”がコンセプトだったそうで、売り場の真ん中に大木のオブジェがあり、売り場の周りをぐるっとパンの厨房が取り囲む大きなベーカリーです。スーパーだった建物を改装して営業されていました。駐車場に警備員がいるほどの繁盛店です。

改装するにあたり、行列の動線を整理し、パンの陳列台を新しくしました。

新しい店のコンセプトは”屋外広場のマルシェ”。売り場を取り囲む厨房をカテゴリー毎にわかりやすくするために、壁の素材と什器のデザインに変化をつけました。入口から順番に、ヨーロッパ工房、和の工房、惣菜パンの工房、天然酵母パンの工房、サンドイッチの工房です。

入口の風除室の壁には、能登ヒバという木材をはりました。
石川県能登地方だけでとれるひば材で、ヒノキ よりも抗菌作用があり、とても良い香りがします。
正面壁は食パン型のフレームでディスプレイし、
白い部分はマグネットが張り付けられる壁にしました。
いろいろパンの告知等してもらえます。
売り場入って真ん中正面には、今売り出し中のパンが並ぶコーナーです。半円アーチ形状の什器にデザインで、腰の緑色部分を黒板塗装とし、色々絵や文字を描いてもらうようにしました。
ヨーロッパ工房は白いタイルの壁に緑白のストライプのテント、
半円のテーブルとし、壁にパンの照明を取り付けました。
和の工房は黒い木の壁に什器のデザインも和をイメージした屋台のデザインとし、
暖簾をかけました。
惣菜パンの工房はレンガの壁に梁型の屋台のデザインとし、味のある照明を吊り下げました。
天然酵母パンの工房はナチュラルな木の壁とし、
◯型の照明を取付、白い帆布の庇を上部に設置し、
什器のデザインもラフな骨組みでデザインしました。
売り場の真ん中に街灯を立て、上部に照明を吊り下げました。
サンドイッチ工房の壁は、キッチンカー の絵を岡山在住のイラストレーターのUjimine Mariさんに描いていただき、味のある壁になりました。手前の什器は味のある木を使いました。
売り場の真ん中には、屋外に感じられるように様々な植物をディスプレイしました。

以前より、照明を増やし、什器の木の色身が明るくなったこともあり、全体的に明るい店になったと思います。

今後ますます繁盛してもらえたらと思います。

帰りの新幹線では、スタッフ共に、岡山名物の祭ずしプレミアムを美味しくいただきました。